今回の勉強会は、都市計画がご専門の大森文彦准教授(東京科学大学 環境・社会理工学院 建築学系)をお迎えして、「地域コミュニティと都市計画における余白」についてご講演いただき、参加者の皆さんとで意見交換を行いました。
「地域コミュニティと都市計画における余白」
余白とは・・・
・管理されているけど管理されていない場
・人が自然と集まってくる場
・自治会、町内会とは異なるコミュニティもある
・都市には余白はなくなってきている
・余白は地域の人が自分で見つける、創りだす
都市においていかに余白を見いだすか、創りだしていくかが大切であり、余白から生まれる普段からの地域コミュニティが災害対応力の向上に繋がることを改めて認識しました。
また、従来からの町内会や自治会といった地域コミュニティ形成に限界が指摘される今日において、地域の人たちの自発的な「余白」の活用が新たな地域コミュニティ形成に有効であると感じた勉強会となりました。